園庭にある大きくて高い「どんぐり」の木から、ミ~ンミ~ン…ジージージー…とにぎやかなセミの声が響いています。
その声に応えるかのように、桜の木からも、欅の木からも、ミ~ンミ~ン…ジージージー…
ふと、どんぐりの木を見上げると、既に実りの準備が始まっていました。
木の枝には黄緑色のドングリのカサが見え、地面には茶色く枯れたドングリのカサが落ちています。
ドングリの入れ替わりの季節なのですね。
自然界の営みには、心から感心させられます。
そうして、その営みに一番早く気づくのが子どもたちなのです。