アドベント礼拝 4週目“きいろ”のロウソクに火が灯りました
いよいよクリスマス礼拝・祝会も目前です
黄色のロウソクが示す意味は…光・光明
司祭様のお話です
アドベントとは救い主を待つ大切な期間であり
どのようにクリスマスを待つか改めてお話くださいました
紫・赤・緑・黄・白色の5本のアドベントロウソク
「今、火が灯っているのは4本」
「ロウソクは5本あるのになぜ1本だけ灯っていないの?」
「あと1本のロウソクには来週の礼拝で火が灯るね」
「1・2・3…チャプレンは最初から全部ロウソクに火をつけたい
明るいから かわいいから」
「なぜ1本ずつ待って待って明かりを灯していくの?
なぜ最初から全部灯さないの?」
クリスマスの前に我慢をして待つアドベントの意味を
子どもたちは自分の思いや考えを頭に巡らせます
またアドベントカレンダーのお話も聞かせてくださいました
「お店屋さんやお家でも見たことあるかな?
アドベントカレンダー、チョコレートとか入っているのもあるね」
子どもたちは「うん、知ってる!」「おうちにあるよ!」「お店で見た」
子どもたちは自分の目で見たアドベントカレンダーを頭に浮かべたようです
司祭様は「チョコレートやお菓子、(アドベント期間中)全部食べちゃったらお腹が痛いね、歯が痛いね
それならば今日は食べずにお母さんにあげよう お父さんにあげよう
昨日はお母さんにあげたから今日は自分で食べよう」
こういった気持ちが大切なこととお話しくださり
全てはアドベントの“待つ”“我慢”の意へ繋がっていたのです
最後は目に見えるものと見えないものについてもお話しくださいました
「お誕生日はお母さんのお腹から生まれてきた日ですね」
誰もが皆、お母さんのお腹の中で約1年 300日くらいずっと待っていた
それくらい頑張って待って私たちは生まれた
「みんなはお腹の中でこの世がどんなものか見えていたかな?」
司祭様の問いかけに子どもたちは
「見えない」「見えない」…そうこたえました
司祭様は「それではお腹の中の赤ちゃんは目に見える?」問いかけました
子どもたちはまた「見えない」とこたえるのでした
「確かにお腹の中の赤ちゃんは目には見えないけれど
お腹に赤ちゃんがいることは分かるよね」
こどもたちはうなずきます
そして約1年ずっと待ちわびた赤ちゃんが生まれた時は一層嬉しいですね
「今すぐクリスマスケーキが食べたい、今すぐプレゼントが欲しい
それって嬉しいのかな?」
目に見えない神様だが、神様がいるのは分かる
一日一日頑張るとクリスマスが来る
ずっと大切にする思いを忘れずに
