ウントコショ!  ドッコイショ! 

プランター畑のダイコンが、満3歳児に呼びかけています。

「もう いいよぉ~」

今日は、年長児が手作りした味噌を使って、トン汁を作ることになっているのです。

一人の女の子が、じゃ、ワタシがダイコン抜くから、とダイコンの葉に手をかけました。

「ん… ん… う~ん…」

その様子に気づいた他の満3歳児たちが近づいて来て、お互いにやり取りしています。

「なにしてんの?」

「ダイコン抜いてんの」

「ボクも抜く!」

「ワタシも抜く!」

・・・

おやおや!?

まるで『大きなかぶ』の世界そのもの。

「ウントコショ ドッコイショ、ウントコショ ドッコイショ…」

みんなの力を結集すると・・・見事に立派なダイコンが抜けました。

 

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