新しい家族の許へ 「行ってきま~す」

昨年の夏、幼稚園で飼育していたカブトムシたちは一生を終えて、ケースの中には昆虫マットだけが残っていた頃…

 

一見、いのちが感じられないこの空間に、本当は、たくさんのいのちが息づいていたのです。

冬の間にマットの中で幼虫になり、静かに、けれども、力強く成長を続けていたのでした。

 

途中、大雨の被害に遭ったこともありました。

出勤した職員が、水に幼虫がプカプカ浮いているのを発見し、慌てて救助したことも・・・

 

しかし、幼虫たちはそんなことにも負けることなく、無事、成虫になりました。

20匹~30匹も成虫になりましたので、住まいは手狭に・・・

そこで、かわいがってくれる家族の許に行く事にしたのでした。

みんな~、元気でね! かわいがってもらうんだよ~!

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