小さな園庭に、ある日突然出現した「水路」は、子どもたちのお気に入りの場所になりました。
水路を挟んで、子どもたちは水を流したり、船を浮かべてみたり、水の表面に浮いている泡をすくってみたり、泥水を容器に入れてコーヒー牛乳を作ったり…
毎日、様々な遊びが楽しく展開していました。
やがて、地面の下に埋めていた管が姿を現し始め、水路の出口のU字溝にどんどん土が流れ込み…
子どもたちの創作エネルギーが、今の園庭の現状を上回り始めました。
という訳で、今週をもちまして、この場所での水路を閉じさせて頂くことにしたのです。
子どもたちは、ダイナミックに楽しんでいる一方で、壊れる直前…の予感もあったようです。
職員が水路を埋めていく様子を、「仕方ないな~」という表情で見守っていました。