月に一度の誕生会の日
この日はちょっぴり“特別”な時間がやってきます
箭野司祭と一緒に給食を楽しむのです
給食の準備が整うとクラスのお当番さんが
「箭野先生、給食の準備が出来ました」
「お部屋にどうぞ」
緊張の面持ちで知らせに来てくれます
始めは小さな声で体にも力が入っている様子ですが
「はい、ありがとう」
「一緒にお部屋に行きましょう」
箭野先生の優しい雰囲気と声で子どもたちの緊張は一気にほぐれます
子どもたちが箭野先生は神様ととても近い存在であると自然と感じているようです
部屋を覗くと
「これは何かな?」
「うん、おいしいね」
「箭野先生も食べてみるよ、一緒に食べてみる?」
ちょっぴり特別な食事の時間
一年かけて全てのクラスに箭野先生が来てくださいます